真っ白な血

輝月の運動に付き合い、気がつけば昼休みも終わる頃。丁度、予鈴が鳴った。

「そろそろ教室に戻ろっか!」

「だね〜」

二人で教室に戻り、14時に四限が開始された。

今日の四限は体育。

お昼ご飯を食べ終わったあとの運動はツラいけれど、輝月と遊んだ時間のおかげで特に苦痛でもなかった。

「今日はバレーだ。ペアになってリレーをしてくれ」

入学式の時に私たちを案内してくれた君ノ宮先生が教えてくれる。

私はいつも通り輝月とペアになりバレーをした。

私ばかり足を引っ張って輝月に迷惑をかけてしまったけれど、輝月は笑って「気にしないで」と言ってくれた。

輝月の優しさに甘えてばかりだ。

体育が終わり、15分休憩。

特になにかする訳でもなく、ただ時間だけがすぎた。

学生の間の休み時間なんて、ただ友達とだべって終わるだけなのだから、気にする必要もないのだけれど。

五限が始まるチャイムと同時に、みんな自分の席に座った。