真っ白な血

二限目は外国語の授業だ。

この学園はたくさんの国の言葉を喋れなければならない。最低でも5つの国の言葉を選択する必要がある。

自国の言葉を含め、6カ国である。

人それぞれ必要な国の言葉を選択する。

初めの授業の時は本当に驚いた。そんなに覚えられないって反抗したかったのを覚えている。

今では慣れてそうでもないけれど。

そのお陰なのか、外国語の授業が週に5回ある。

今日は英語だ。

適当に話を聞く。英語担当の先生は女で、身長が低く、大きな声で授業をする。

たまに噛んだりするし、声が裏返ったり出なかったりする。

生徒が寝ていれば起こすし、口癖が「皆さんは発音がいい」だ。聞き飽きたけれど、褒められるのは嬉しいので聞き流している。

時計の秒針を見て出席番号順に当ててくるところはシンプルに怖いけれど。

なぜか真面目に授業を受けているからなのか、最近、英語がよくわかる。それ以外は全く分からないけれど。