杏音の友達の家からここまで20分かからない。
少しゆっくり歩いたって、絶対に30分はかからないような距離だ。
いやな予感が頭をもたげる。
最近、市内の女子中学生が不良に乱暴された話があったのを理世も知っていた。
…まさか…晴…杏音…。
「警察に…警察に言いましょう!!
早く、理世も杏音達をさがして!!ほらでかけるわよ!!」
反乱狂になった母親は家を飛び出した。
「理世ちゃんは学校の方を探してね!!私は公園のほうに行くから!!」
バタンと玄関のドアが閉まると少しして、
「杏音!!杏音!!」
と杏音を探す母の声が闇にこだましたのが聞こえてきた。
「杏音の心配だけして私の心配はナシかよ!!」
理世はふてくされてまた布団にもぐった。
しかしそうしたところで心配が消えるはずがない。
すぐに飛び起きて、家を飛び出した。
初夏の深い闇。
自転車で走る理世。
すぐに学校につくが、…やっぱり誰もいない。
…大樹もいない…。
ほっとした。
少しゆっくり歩いたって、絶対に30分はかからないような距離だ。
いやな予感が頭をもたげる。
最近、市内の女子中学生が不良に乱暴された話があったのを理世も知っていた。
…まさか…晴…杏音…。
「警察に…警察に言いましょう!!
早く、理世も杏音達をさがして!!ほらでかけるわよ!!」
反乱狂になった母親は家を飛び出した。
「理世ちゃんは学校の方を探してね!!私は公園のほうに行くから!!」
バタンと玄関のドアが閉まると少しして、
「杏音!!杏音!!」
と杏音を探す母の声が闇にこだましたのが聞こえてきた。
「杏音の心配だけして私の心配はナシかよ!!」
理世はふてくされてまた布団にもぐった。
しかしそうしたところで心配が消えるはずがない。
すぐに飛び起きて、家を飛び出した。
初夏の深い闇。
自転車で走る理世。
すぐに学校につくが、…やっぱり誰もいない。
…大樹もいない…。
ほっとした。

