「……え?」
翌日、僕の告白を聞いた瞬間、杏音ちゃんは固まった。
あまり突然で驚いた感じだった。
僕だって今まで告白なんかしたことなかったから、告白の仕方なんてわからない。
だから今日、詩を教えるタイミングで、僕が、杏音ちゃんにむけて詩をプレゼントしたんだ。
『蝶』っていう…。
中身は、はっきり言って小学生が書く詩より劣っていた。
想いがこみあげすぎていてうまく言葉にできなかったといえばいいのかな。
とにかく、グダグダだったけど、想いを伝えるだけ伝えた。
「私、男の人とつきあったことなくて…中学も女子ばっかで…なんにもわかんないんだけど…」
「いや、わからなくていいよ。」
「…うーん。」
…本当にわからないという様子だった。
そしていきなりぱっと顔をあげて
「いーよっ!」
と笑った。
まるで一瞬、世界がダイヤモンドでちりばめられたように見えた。
「あ、あ、あ、あ、ああありがとう!!!」
…泣いてしまった。
翌日、僕の告白を聞いた瞬間、杏音ちゃんは固まった。
あまり突然で驚いた感じだった。
僕だって今まで告白なんかしたことなかったから、告白の仕方なんてわからない。
だから今日、詩を教えるタイミングで、僕が、杏音ちゃんにむけて詩をプレゼントしたんだ。
『蝶』っていう…。
中身は、はっきり言って小学生が書く詩より劣っていた。
想いがこみあげすぎていてうまく言葉にできなかったといえばいいのかな。
とにかく、グダグダだったけど、想いを伝えるだけ伝えた。
「私、男の人とつきあったことなくて…中学も女子ばっかで…なんにもわかんないんだけど…」
「いや、わからなくていいよ。」
「…うーん。」
…本当にわからないという様子だった。
そしていきなりぱっと顔をあげて
「いーよっ!」
と笑った。
まるで一瞬、世界がダイヤモンドでちりばめられたように見えた。
「あ、あ、あ、あ、ああありがとう!!!」
…泣いてしまった。

