「お、凌哉さん帰ってきた!
……って、顔赤っ!? 何があったんすか!?」
「暑いんだよ。…ほら、あの部屋エアコンねーから。」
案の定璃汰にツッコまれた彼が、必死に誤魔化している声が聞こえる。
「とか言って〜、エロいこととかしてたんじゃないっすかぁ〜?」
「へぇ?…璃汰は俺のこと、何処ででもヤりたがるサルだと思ってんのか。」
「ちっ、違うっすよ!?
そんなこと1ミリも思ってないっす!」
「ふーん?どう思う、恭平。」
「〝常にセフレ5人以上キープしてるサルは黙ってろ〟
…って、思いますね。」
「ばっか!恭平っ!
なっつんに聞こえたらどうすんだ!」
きょんちゃんの言葉に焦る璃汰だけど…
うん。ばっちり聞こえてました。
凌哉くんをからかおうとした璃汰は、見事に返り討ちにあう。
…へぇ。璃汰にセフレが5人…。
まぁ、そんなことはどうでもよくて。
話がすり変わったおかげで、私もみんながいる部屋に戻りやすくなった。
私は手で顔を煽ぎ、急いで顔の熱を冷ます。



