私とキミと、彼と







「そうなんだよ。

まぁ…騒がしすぎるところもあるけど、ここにいるヤツら全員もれなく良い奴だから。


…もし千夏がアイツらと仲良くしてくれるなら、俺も嬉しい。」








彼の言葉に改めて1階に目を向けると、こちらに手を振ってくれる人達が何人かいたので軽く会釈をして返す。





私にとっては初めて来る異質な空間。

…怖い見た目の男の人たちばっかりだし、距離の詰め方も少しビックリしたけど…


でも、新参者の私を当然のように受け入れてくれたから…

私も、凌哉くんの仲間を受け入れていけたらいいな。