オレンジジュースを飲む頃



私の質問に、彼はそっと私の方を向き、じーっと見つめてきた。

そして、再びを前を向き、裏手の景色を見つめながら口を開いた。


「……ゆいとの繋がりが欲しいから。ゆいとここにいる空間が欲しいと思ってたから」


あまりの予想外の答えに、私は返答に困っていた。

私といる時が落ち着くというのか。

そういうものなのか。

などと、私は次の言葉を必死に探していた。

けど、すぐに言葉は見つからなった。


私との繋がりが欲しい。

それは一体、どういう意味を持っているのかだろうか。


友達として?

それとも、別の意味で?



……友達としてだろう。

私はこの時、そう勝手に決め切っていた。



本当はしっかり別の意味も含んでいた事にも気づかずに。