何を見つめているんだ、私。 無意識の行動に、心の中はバクバクだった。 でも、この空間、この距離感。 私はすぐに気に入ってしまった。 「光瑠」 「ん?」 疑問だった。 だからこそ聞きたかった。 「どうして、私にこの場所を教えてくれたの?光瑠にとって、ここは1人で落ち着ける場所なんじゃないの?」 私に教える意味なんて無いはずだ。 お気に入りの場所を教える教えない様々あるだろうけど、何故彼は敢えて秘密基地のようなこの場所に、私を導いてくれたんだろうか。