オレンジジュースを飲む頃



何を見つめているんだ、私。

無意識の行動に、心の中はバクバクだった。


でも、この空間、この距離感。

私はすぐに気に入ってしまった。


「光瑠」

「ん?」


疑問だった。

だからこそ聞きたかった。


「どうして、私にこの場所を教えてくれたの?光瑠にとって、ここは1人で落ち着ける場所なんじゃないの?」


私に教える意味なんて無いはずだ。

お気に入りの場所を教える教えない様々あるだろうけど、何故彼は敢えて秘密基地のようなこの場所に、私を導いてくれたんだろうか。