からな。気持ちが分からないわけでは

ない。ただ、このタイミングか?

「海外転勤につく秘書についてです

が、彼女に任せたいと思います。日本

語も出来るそうなので」

「あ、冷凍食品課のチョンです」

社長室のソファーに、小さく座ったハ

ヌル。さらに、俺の隣にピッタリくっ

つきそうな感じだ。緊張していること