私は今深い海の中にいる
そんな雰囲気。
光を見つける
(あそこにいけば楽に……?)
近くに近くに行く

そこはゆっくりと時間が進んでて目の前には幼稚園児が手を組んでお祈りをしている。まるで何かに脅えているように。その子は男の子だった。車に乗っている。
(どうしたの?)
声をかけたいけどかけられない
苦しい。
ふと、車が走り去ろうとする。
(……っ、待って!!)
キギー……バン……
(車にぶつかった!?私は死ぬここで死ぬ?こんな事故に巻き込まれて死ぬ?)
(お、男の子は?)
そう思い目の前の男の子を見ようとすると目の前には可哀想な人を見るような目をした幼稚園児の私がそこに写っていた。
もう一度目を擦ると、、
(男の子に戻った……。
意識が遠くなる、あぁ……あの子は一体何者なの……?私はこれから……死ぬの……?)