恋の雨宿り


午前の競技が全て終わり、お昼休憩の時間になった。教室でお弁当を食べてから、またグラウンドに戻って応援席に座るらしい。


「これ、菜野花ちゃんが作ったの?」
「え、マジッ!?」
「そんなに驚く?」
「まさか、はるはるが料理出来るなんて・・・。」


みんな酷くない?私だって料理くらいできますよ。夏希ちゃんが私のお弁当を見つめる。もしかして、食べたいのかな?


「玉子焼きいる?」
「え!?いいの?食べる!」


嬉しそうに私の作った玉子焼きをパクッとする。一応、味見はしたけどドキドキするな〜。


「すっごく美味しい!」


月音と咲薇ちゃんまで私を見る。その目はめっちゃキラキラしてて、思わず口から可愛いと声に出しそうになるほどだった。危ない危ない。てか、これ以上あげたら、私のお弁当のおかずが減っちゃう!だから、2人はまた今度ね。とは言っても私はいつも学食で済ましちゃうからいつになるか分からないけど。