私の前にケーキが並んでいる。

しかも3種類のケーキだ!

私の目は、キラキラと輝いていることだろう。冷静を装っていたが上手くいっているとは思えなかった。
だか、今はそんな事はどうでもいい。

「ケーキだぁ!」

私は呟いていた。あまりの嬉しさに声は掠れている。

「どうぞ、召し上がれ」

「いただきます」