「あっ、悪ぃ。心春とはいつも手繋いで帰ってるから癖でやっちまった。嫌だったよな、、。」
そう言って、シュンとしている。私は嫌じゃなかった。ちょっと歩くのが早くてついて行くのは大変だったけど、、。
「ううん、嫌じゃなかったよ!」
私がそう言うと嬉しそうにソワソワしていた。手は離れなかった。
鮫島くんの手は少し冷たいけどなんだか落ち着く。鮫島くんの手って大きいんだな。私の手首を片手で掴めているんだもん。百八の手は私より断然小さいけれども、成長したらこんな風に大きくなるのかな?
「あっ、そうだ。鮫島君」
