「じゃあねいっちゃん!」

「また明日〜百花」

いっちゃんとお別れをした後急いで裏門まで急ぐ。
裏門からの方が幼稚園に近いので、鮫島くんとは裏門で待ち合わせをしている。


あっ、見つけた。
スマホを弄りながら私のことを待つ姿はなんとも美しい。時々、スマホから目を離してその辺をチラチラと覗く姿は可愛らしい。もう少し隠れていても良いかな?まだ、鮫島くんの姿を目に焼き付けたい。

「居た」