隣の不良くんは今日もずるい人


「今日こそ答えてもらうぞ〜、もし答えられなかったら課題2倍だからな!」

うわぁー、というような顔をした鮫島くん。

「分かりません。はい、答えた」

だるそうに声を発していた。

「分かりませんじゃねぇだろ?正解するまでな」

なんて先生なんだろう。鮫島くんは分かるのかな。

鮫島くんは黒板の方から窓の外を見ていた。

「ちょっ、鮫島くん、?」

「ねぇ、丹羽は分かる?」

「多分、これだと思う。」

小声で話して、自分のノートをこっそりと差し出した。