推し過ぎた悲劇のラスボスと、同化しちゃった!

「シンシア・ラザルス。お前、転生者だろ!」

 全寮生の模範となるべきはずなのに、やってはいけないことを絶対してるマンであるスティーブ・レグナンは、意気揚々として言った。

 絶対に転生者だろうと睨んでいた私が、放課後に彼が大体居るらしいという天文部の部室へと訪ねてやって来たら、とても話が早い展開になってしまった。

 うん。そうだろうと思ってた。やっぱり、私の居た世界からの転生者だった。