心の星

放課後、今日は部活があるはずの颯樹が教室に来て、授業もホームルームも終わったことに気がついた。

「ほのか、帰ろ」

「今日、俺の友達が寝言で先生の悪口言ってたんだよ、やばくない?」

「うん」

「授業つまんないとか、宿題めんどいとか言ってて先生に後で絞られてた」

「うん」

「…あれは笑ったわ」

「そっか」

颯樹はいつもよりよく話してくれた。

けれど、私は相変わらず心ここにあらずで気まずい空気が流れる。