「っ、だめ.........じゃない、」
そう呟いて、思わず、
七星くんの胸板に頭を預けた。
「ふっ、かわいー小姫。〝織姫さま〟の小姫
俺、七夕の願いごとは毎年同じだった、」
そう言って、私を抱きしめるようにして、
頭をぽんぽんとしてくる七星くん。
「同じ...............?」
私が問いかければ........................
「ぜんぶ、ぜんぶ、小姫に対すること。
俺のこと見てくれないかな?とか、
ずっと、一緒にいたいとか、
そーいうやつ、ツラツラ書いてた」
こっちまで、
恥ずかしくなっちゃうようなことを言う七星くん。