甘さをもっと、




その言葉を言ったあっくんの指先は。



間違いなく、私のくちびる。



『勉強は、甘くない』



そう言った日と同じように。



あっくんの、
左手の人差し指が触れている............っ。



あっくんの言った、〝1番甘い糖度〟



たぶん、分かる気がする.....................



だって、
〝1番甘い糖度〟なんて、未知の領域だから。



あっくんは、そうならないように。



私を気遣って、
どこかでブレーキをかけてくれてた。



(だから......っ、今度は、私が頑張る番だっ‼︎)



「っ、いいよ、あっくんっ、
〝1番甘い糖度〟あっくんにあげるっ、」



勇気を振り絞って伝えた言葉は...............