次の日。


「ひまりぃ!りお、さんたさん!きた!」


そう言って理央は大きな包み紙を見せた。


「ほんとだ、よかったね」


あたしは理央の頭を撫でる。


「遥、メリークリスマス」


そう言ってあたしは遥に小さな包み紙を渡した。


「開けてい?」

「もちろん」

「わぁ...可愛い.....ピアスだ!ありがとう」


あたしにとって凄く素敵なクリスマスになったのだった。