「じゃ、私帰るね」
「うん瑛茉また明日ね〜」
「うん、のんちゃんバイバイ!」
「坂寄ひとりで大丈夫?」
「大西イヤミ?
送る気なんてないでしょ
大丈夫だよ」
「うん、言ってみただけ」
「のんちゃん大切にして!」
いんだ私は…
大西は私を選んでくれたのに
私が大西を選ばなかったんだもん
「あ、瑛茉帰んの?」
私が席を立ったのにお兄ちゃんが気付いた
「うん、帰る」
「ごめん、オレ達うるさかった?」
「んーん、ぜんぜん
話なんて聞こえなかったし…」
なんか旅行の計画立ててるのかな?
テーブルの上に旅行雑誌があった
「女子高生帰るの?」
「ひとりで大丈夫?」
「オレ送ろうか?」
「オマエは逆に心配」
「「「「ハハハハー…」」」」
「ハハ…大丈夫です
ひとりで帰ります」
「気をつけてねー!」
「兄妹そろって美男美女ね」
「うらやましー!」
「じゃ、お兄ちゃんお先に…」
「うん
瑛茉、この前はありがと」
「なにが?」
「おかゆ」
マズいって言ってたくせに!
「ちゃんと栄養取ってね!
じゃーね、お兄ちゃん」
「うん、瑛茉、気をつけて…」



