拾ってから、‥まぁ、私がお願いしたみたいなもんだけど‥

あれから、一週間経った。

私はいつも通りに、バイトをして、帰って、アモンと一緒にいた。

アモンは私がバイト中のときは、家のことをしてくれる。

ガシャッと鍵を開けた音。

ドアを開けた瞬間、「姫ー!!!お疲れさまです。どうでしたか???」とドアの前に走ってやってくる。

私は黙って、アモンに通り、ソファーに座って、アモンに言った。

「ふつー。それ以上もなにもないよ。」

そう言うと、アモンはご飯を持ってきた。

私はソファーから降りて、アモンと一緒に食べた。

「おいし‥。」思わずに声を出してしまった。

すると、アモンは笑って、「ええ。姫のために、練習して参りましたから。」

そう言って、食べ始めた。

(あれ‥何で、。)

胸の痛みが増していく。

気にしないように、いっぱい食べた。

アモンはその姿を見て、笑っていた。

食べ終え、片付けようとすると、アモンから大きな声を出した。

「うぉー!!!!!!!やばいやばい!!」

その声に驚いて、すぐにアモンにいるとこに行ってみると、アモンがこれこれ!!!!って、私に訴えていた。

見てみると、お皿を洗おうとしたけど、お湯が出なくて、水だけで驚いて叫んだ‥

私は心配したことにバカバカしく思いながらにも、珍しく、大笑いをした。

「アモン。馬鹿じゃないの??あのね。お湯を出してもらうボタンがあるのに‥目の前に‥アハハ」

そう言いながら、お腹を抱えながら笑った。

すると、アモンはあ‥って気づいて、真っ赤して、私を見て、笑った。

私が落ち着いて、一緒に洗った。

私がお皿を洗って、アモンはそれを拭く担当。

二人にも、静かにやっていた。

気まずさもなく、隣にいてくれることに安心をした。

終わると、私はアモンに言った。

「先にお風呂入ってもいいよー。」

アモンは頷いて、先にお風呂に入った。

私はソファーに座って、映画を見る準備をした。

すると、アモンは上がってきて、「準備してくださったんですね。ありがとうございます。」そう言って、笑った。

私はそれを見て、先に入るねって言って、お風呂に入った。

全部洗い終え、湯船に入って、考えた。

(どうしてこんなにも胸が痛いの??アモンを見てると、何故か‥‥。温かくなる反面、痛い‥)

すぐに上がって、着替えて、アモンのとこに行った。

すると、アモンはソファーで眠っていた。

しゃがんで、アモンの寝顔を見た。

(うわー。やはり、綺麗‥。)

(あれ???指輪‥。見覚えが‥思い出せない‥大切な記憶のはずなのに‥)

何で胸が痛いの???なにがつらいの??私は???

そう苛つきながらにも、アモンに縋りついてしまっている自分に呆れた。

わかっているよ‥君は‥‥

眠くなってしまい、アモンの胸に眠ってしまった。