私はアモンにキスされたあの夜。

前世の記憶を思い出した。

アモンは私に俺のことを忘れてと私に願った。

でも、私にとっては殺される瞬間ですら、アモンのことを愛おしいと思った。

私はアモンに対して憎めなかった。

愛してしまった。

でも、罰を与えるべき。

私は決してアモンにはバレない場所に行くことにした。

最後に貴方に手紙を贈り、ここから去ります。

私はパソコンを開いて、私は書いた。

「目と合った瞬間私は、あなたが運命の相手だということを気付く。

私が忘れることが幸せだと思っていたあなた。

私はあなたと過ごした時間は一秒たりも苦しいと思ったことはありません。

どんな貴方でも愛しているのです。

来世になったら、再び再会し、再び惹かれ合い、今度こそ二人になれたらいい。

全問正解の恋をし、口実もなく、貴方に堂々と会いに行きたい。

来世になったら、あなたのお嫁さんになりたい。

あなたが私の幸せを願っていた同時に私はあなたの幸福を願っています。

どうか、いつまでもお元気で。

アモン・キラテディー。

愛しています。永遠に。」

打つたびに涙を溢れ、どうしようもなく、胸を痛んだ。

私はこれで良かった。

送った。

これで終わりだ。

でも、一度だけあなたに会いたい。