いつものように、わたしたちは過ごしていた。

私はアモンにデートしようって言うと、アモンはもっちろん!!ってうなずいてくれた。

私はいつものようにアモンに手を繋いで歩いた。

海に泳いだ。

私はアモンに微笑んだ。

私は海に泳ぐのが好きだったから、泳ぎまくっていた。

私はアモンに言った。

「海って広いね!!!!私はすごくここが好きだよ!!!!」

そう言って、笑って泳ぐと、アモンは急に黙っていた。

「姫様‥。」

私は切なく私の名を呼んだ事も知らないまま泳ぎまくっていた。

気づいたら、もう夕方。

私は上がって、アモンも上がって、一緒に夕焼けを見た。

「朝焼け見たいな‥。いつか一緒に見よう!!!」

そう言って、アモンに微笑んだ。

すると、アモンは頷いた。

私はアモンに抱きしめた。

「ありがとう。」そう言って、アモンをギュッと抱きしめた。

アモンはそれに応じて、私を抱きしめた。

(狂おしいほど、君が愛おしい。)

そう思った私は、アモンの顔を見て、笑った。

ほっぺを手を添えて、アモンに言った。

「アモン。綺麗ね。」

そう言うと、アモンは照れくさそうに私の手を重ねて、
「姫のほうが綺麗ですよ。この世に存在するものすべての中で姫だけは綺麗ですよ。」そう、真っ直ぐ私の瞳を見つめた。

私は笑った。