来年も再来年も、ずっと一緒に。

「ごめん。突然帰って、ビックリさせようと思って、結局全部予定狂った。向こうの空港の天気が悪くて、フライトが予定よりちょっと遅れたんだ。ほんとはもっと早くに家まで迎えにいけるはずだったんだよ」

「もうっ……そんなサプライズいらないよっ」

「うん……ごめん」

「でも……花火のためだけに帰ってきてくれたの?」

 わたしが振り向きながら亮ちゃんの顔を見上げると、へへっと恥ずかしそうに亮ちゃんが笑う。

「去年、約束したからな。向こうでのバイト代全部突っ込んで飛んできた」

「ふふっ。ほんとに飛んで来たんだもんね」