来年も再来年も、ずっと一緒に。

「俺は、亮介の代わりじゃねえんだよ」

「そんなこと、わかってる」

「だったら余計な心配かけんなよ。もう二度と来ねえぞ」

「頼んでないし」

「……頼めよ。いないヤツのことなんて忘れて…………俺にしとけばいいだろ」

「ヒドい! そんな言い方しないでよ!!」——ドンッ、ドンッ、ドドドドンッ……!

 大輪の花火が一斉に打ち上げられ、わたしの叫び声は壮ちゃんの耳まで届かずかき消された。


「涼音!」