来年も再来年も、ずっと一緒に。

 亮ちゃんが、「どうする?」ってわたしに聞くから、

「せっかくだから、二人で行こ」って言って。


 それで、亮ちゃんとはじめて手をつないだ。


 あ、もちろん小さい頃は、よく三人で手をつないでたけどね。

 真ん中がわたしで、右に亮ちゃん、左に壮ちゃん、っていうのがお決まりのフォーメーション。


 でも、恋人としてはじめてつないだら、ビックリするくらい心臓がドキドキして。

 亮ちゃんに聞こえてないかなって思ったら、もっとドキドキしてきちゃったっけ。


 そのまま二人で神社の境内に並んだ屋台をぐるっと一周して、花火見て。

「来年も再来年も、ずっと一緒に花火見ような」って。

 亮ちゃんは、わたしの手をぎゅっと握りしめて言ってくれた。