ひとりでお祭りに来たわたしを心配して?
ただ、わたしを探すためだけにきてくれたの?
人混みの間から、壮ちゃんの背中が見え隠れする。
ごめんね、壮ちゃん。
それでもわたし、どうしようもなく亮ちゃんのことが——。
「涼音?」
亮ちゃんに声をかけられ、ハッとして亮ちゃんの顔を見上げると、不安そうな顔でわたしのことを見下ろしていた。
「そんな顔しないで? 大丈夫だよ。わたしが好きなのは、亮ちゃんだけだから」
「……うん。ひとりにして、ほんとごめん」
「もうっ。それは言わない約束でしょ?」
わたしがワザとほっぺたを膨らまして怒った顔をしてみせると、亮ちゃんがわたしを抱きしめる手にまたぎゅっと力がこもる。
「……もう、アメリカ戻るのやめよっかな」
耳元で、亮ちゃんの吐息交じりの声が聞こえる。
ただ、わたしを探すためだけにきてくれたの?
人混みの間から、壮ちゃんの背中が見え隠れする。
ごめんね、壮ちゃん。
それでもわたし、どうしようもなく亮ちゃんのことが——。
「涼音?」
亮ちゃんに声をかけられ、ハッとして亮ちゃんの顔を見上げると、不安そうな顔でわたしのことを見下ろしていた。
「そんな顔しないで? 大丈夫だよ。わたしが好きなのは、亮ちゃんだけだから」
「……うん。ひとりにして、ほんとごめん」
「もうっ。それは言わない約束でしょ?」
わたしがワザとほっぺたを膨らまして怒った顔をしてみせると、亮ちゃんがわたしを抱きしめる手にまたぎゅっと力がこもる。
「……もう、アメリカ戻るのやめよっかな」
耳元で、亮ちゃんの吐息交じりの声が聞こえる。



