「こんなことして今さらだけど、これからも一緒にいてくれる……?」


 も、もちろん……!


「うん!私も善くんと一緒にいたい!」


 これからは、私も好きって言う!

 だから……。


「善くん、ハグしていい?」


「も、もちろん!俺からお願いしたいぐらいで……!」

「ふふっ」


 私は善くんを抱きしめた。

 誰も見てないし……!

 そして……。


「善くん、大好き!」


 顔、真っ赤になってないかな?


「えっ!桜ちゃん!ど、どうしよう!う、嬉しすぎて……!」

「善くん、真っ赤だよ」


 意地悪して聞いてみた。


「だって、桜ちゃんが……!」

「なぁに?」

「うっ、可愛い!じゃあ俺からも。桜ちゃん大好きです。もう、一生泣かせないし大事にする」


 あぁ、絶対私も顔が真っ赤だ。

 それから、私は、大好きな彼氏と一緒に帰った。