「うん!私も善くんと一緒にいたい!」


 やったぁ!これからも一緒にいれる!


「善くん、ハグしていい?」


 桜ちゃんの予想外な発言にびっくりしてしまう。そんなの……。


「も、もちろん!俺からお願いしたいぐらいで……!」

「ふふっ」


 桜ちゃんの可愛い笑い声。俺はその笑い声も好き。

 すると、桜ちゃんからハグしてくれた。

 えっ、桜ちゃんからのハグ……!


「善くん、大好き!」


 やばい。もう可愛い……!


「善くん、真っ赤だよ」

「だって、桜ちゃんが……!」

「なぁに?」

「うっ、可愛い!じゃあ俺からも。桜ちゃん、大好きです。もう、一生泣かせないし大事にする」


 多分、俺、本当に顔真っ赤だろうな。

 桜ちゃんも真っ赤だ。そこも可愛いけど!

 そのあと、俺は、大好きな彼女と一緒に帰った。