君が待つバス停まではちょっと歩いては行けない
後ろ180° 今日も来た道を引き返す一人で散歩
すれ違う人がこっちを見てる
どうやら僕は泣いているようだ
気づかれないようとすると
余計 涙の粒がデカくなる
いつの日かそっと話した
あの約束は守れそうにないね
前に進むことに決めた もっと強くなりたくなったから
愛した昨日に別れのキスを それで強くなれる涙なら
明日 笑ってこの手を振るよ 君の為に
置いてかなきゃいけない恋を
綺麗なまま 終わろうとしたんだ
そうじゃなきゃ きっと邪魔になるから 僕から去るよ
弱さや痛みも強さに変えて
歩いて行こうと決めたんだ
溢れ出した涙 心から君へ ありがとう
改札口で よく似た人を見た
ここにいるはずがないのに
胸が 不思議と踊りだす
覚えてるんだね 優しい日々を
あの人は 全然悪くないのに 勝手に口をとんがらし
ヘタクソな口笛をふく あの頃を懐かしんでるかのように
悩んで出した答えが 正しいかなんてまだ解らないよ
素直になって声聞いたら 今度は戻れなくなっちゃうから
大切な日々に別れのキスを それで強くなれる涙なら
僕は笑ってこの手を振るよ 二人の為に
終わらせなきゃ いけない恋を
傷つけないまま 終わろうとして
中途半端に優しい言葉が 君を傷つけた
そんなの男らしくないって
自分でも 解ってはいるけれど
突き飛ばした言葉が言えない 卑怯者ですね
置いてかなきゃいけない恋を
綺麗なまま 終わろうとしたんだ
そうじゃなきゃ きっと邪魔になるから 僕から去るよ
弱さや痛みも強さに変えて
歩いて行こうと決めたんだ
溢れ出した涙 心から君へ ありがとう
いつだって 笑顔で支えてくれた人
誰よりも 優しく僕に愛をくれた人
さよなら さよなら 大切だって想えた人
さよなら ありがと 僕が愛した人
山猿 「180°」



