君が居なくなったあとの 僕らの日常

やっと少し慣れて なんとかやれてるよ

今でも時々、話しかけるのさ

今は誰も居ない 君の定位置に

my friend my friend



あの日降った雨の模様と

何かを隔ててた歩道橋

まるでいつかこうなる事

世界は知っていたみたいだ

もう帰ってこない人と

また会える っていう希望を

意識はしないけど昨日も

抱きしめて眠りについたよ


いつも一緒だった道

どの景色にも君を映し出せる 思い出せる

どの季節の服装も目に浮かぶ

バカみたいに消費浪費した時間

青春は通り越したのかな

僕はまだ夢の中



君が居なくなったあとの 僕らの日常

やっと少し慣れて なんとかやれてるよ

今でも時々、話しかけるのさ

今は誰も居ない 君の定位置に

my friend my friend



ロクに眠ることもしないで

夜を自由に駆け回って

明日はいつだって不確定

この街に飲まれたくなくて

とうに手に入れてる希望を

なんとかして手に入れようと

もがいては泣いた日の肖像

記憶から消えそうさ とうとう


君はきっとどこかに居る

耳をすましたらそう感じる

届くとか届かないとかじゃなくて

君もいずれこの気持ちを知る

また遊んでくれるかな

もしも知らぬ間にすれ違うなら

その時、君は気づくかな

僕は必ず見つけ出す



君が居なくなったあとの 僕らの日常

やっと少し慣れて なんとかやれてるよ

今でも時々、話しかけるのさ

今は誰も居ない 君の定位置に

my friend my friend



全てのこと 嘘みたいに許せる日がくるから

僕ら何も終わってない

そう信じてるから



君が居なくなったあとの 静かな日常

ふざけてる君が もう一度見たいよ

今でも時々、話しかけるのさ

今は誰も居ないけど


君が居なくなったあとの 僕らの日常

やっと少し慣れて なんとかやれてるよ

今でも時々、話しかけるのさ

今は誰も居ない 君の定位置に

my friend my friend







清水翔太 「君がいない、僕らの日常」