気づけば時刻は2:30
ドリンクラストオーダーの時間だった
力仕事は男子軍に任せて
私はラストオーダーを取りに行くことになった
残るお客様はホストとお客様であろう1組だけ
私はゆっくりとお客様のテーブルに近づく
「すみません、お話中失礼します。ラストオーダーのお時間になるんですがご注文どうされますか?」
私が声をかけると女性客の方は私の方をキッと睨んだ
私はそれにビクついて目線を男性の方に逸らした
「何ももう飲まへん?」
男性の方が女性客に尋ねた
「うん、もういらなぁい」
酔っ払った猫なで声で女性はテーブルの上にあった男の子の手をそっと握った
…この女の子絶対に酔ってない
私は確信していた
まあ私に関係ないけど
「あ、注文大丈夫です!」
男の子の方が私にそう言った
そう言うと同時に男の子は女の子が重ねてきた手をするりとかわした
私がテーブルを後にすると女の子の怒号が響き渡った
「なんでいつも避けるん!?」
お客様が居ない店内で怒号と共に女の子が立ち上がった
「は?」
男の子も負けじと食らいつく
ドリンクラストオーダーの時間だった
力仕事は男子軍に任せて
私はラストオーダーを取りに行くことになった
残るお客様はホストとお客様であろう1組だけ
私はゆっくりとお客様のテーブルに近づく
「すみません、お話中失礼します。ラストオーダーのお時間になるんですがご注文どうされますか?」
私が声をかけると女性客の方は私の方をキッと睨んだ
私はそれにビクついて目線を男性の方に逸らした
「何ももう飲まへん?」
男性の方が女性客に尋ねた
「うん、もういらなぁい」
酔っ払った猫なで声で女性はテーブルの上にあった男の子の手をそっと握った
…この女の子絶対に酔ってない
私は確信していた
まあ私に関係ないけど
「あ、注文大丈夫です!」
男の子の方が私にそう言った
そう言うと同時に男の子は女の子が重ねてきた手をするりとかわした
私がテーブルを後にすると女の子の怒号が響き渡った
「なんでいつも避けるん!?」
お客様が居ない店内で怒号と共に女の子が立ち上がった
「は?」
男の子も負けじと食らいつく

