飲んで、のまれて 愛されて

脱衣場でチラッとだけ携帯を確認したが茉莉からの連絡はもうすぐつくよから連絡が来ていなかった



何かあったんかな…


私は心配になり茉莉に

連絡した


ーーー大丈夫??なんかあった??



不安な気持ちを抑えながら湯船に向かった



体を洗い湯船に浸かりながら色々なことを考えていた


茉莉は何かに巻き込まれてしまったのか?
倒れたりしているんじゃないか
不安はぐるぐると回る



何分かたって連絡が来ているのではと気が気じゃなくて湯船から上がり


すぐに携帯を確認しに行った



通知が2件

1つは茉莉から


…よかった!!とりあえず無事そう…


ーーーー昨日体調急に崩して玄関で寝ちゃってたごめん!!!もう治ったから今日は出勤するね!!!!


急に体調崩すって大丈夫かよ、、、



安心した私はもう1件の連絡を確認した


もうひとつのメッセージは
後輩の裕太からだった


ーーーーー茉莉さん大丈夫ですか??



ん…?
ああ、多分裕太の方にも連絡なくて私に連絡来てるかなって確認してきたのね


ーーー私の方にも今連絡来たから大丈夫やで!裕太の方にもすぐ来るわ!



私は店の鍵を開けてスタッフルームに向かう
その間に保留にしていた茉莉の返信を返していた



ーーーーー大丈夫?こっちは気にしやんくていいからお大事に!!無理すんなよ…!!



送信っと…


ーーーーーーーーーピロンッ



…え?
スタッフルームのドアノブに手をかけようとした時私の携帯からでは無い通知が鳴った



明らかにドアの中からだ


…茉莉???