飲んで、のまれて 愛されて

10分ほど抱きしめ、さすっていると
徐々に朱羽ちゃんの体温が戻ってきた




一安心した俺は
朱羽ちゃんを起こさぬように布団から出ることを決めた



なにかの反射か
朱羽ちゃんは布団から出ようとする俺の服のすそをきゅっと掴んだ


「…こういう事は簡単にしたらあかんよ」



その手をそっと掴み
元の位置に戻し 俺は布団を後にした






なかなか寝付けなかった俺は
そのまま湯船に浸かることにした



ーーーーお風呂が湧きました



自動音声がお風呂が湧いた事実を伝えてくれた


そのまま脱衣場で服を脱ぎ体を洗い
ゆっくりと湯船に浸かった



いつもは音楽を聴いているが朱羽ちゃんが向こうで寝てるからあまり大きい音を立てたくない


湯船に肩まで漬かり1人で今日の反省会を始めた