「朱羽ちゃん顔真っ赤やん…大丈夫?」 話が一通り終わったあと蘭くんは私のほっぺを手のひらで挟みながら あっつ…!と微笑んだ なぜか、小っ恥ずかしくて私はカウンターから勢いよく立ち上がってしまった そのタイミングでお店のドアが開く 「おー、朱羽まだおったん」 蓮くんだった 私はかろうじて蓮くんの顔を確認したあとそのまま後ろに倒れてしまった。 そこから私は意識を手放した 調子に乗ってくだらないプライドでお酒なんて飲むから… 私はいつもこうだ