「今度から何かあったらすぐ言って。忙しいとか考えなくていいから」
分かった?って屈んで綺麗で澄んだ瞳が目線を合わせてくる。
いつも私が面倒見てるのに、今日は形勢逆転。
「うん、」
「よし、いい子。」
柔らかく微笑んで、私の頭を撫でる彗に胸が弾む。
「じゃあさ…仕事までそばにいてくれる…?」
その言葉に少し目を大きく揺らして、
「うん、そのつもり。」
っていつも通り優しくくしゃっと笑う。
結局熱は39度近くあって、彗が大学のコンビニで買ってくれていたゼリーを食べて、寝て起きると彗はいなくなっていた。
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< 彗 ☎︎ ≡
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仕事だから行くけど
なんかあったら連絡して。 16:50
今起きた!
だいぶマシになったよ。
18:01 ありがとう。
なら良かった。
今日言った約束守れよ! 18:20
18:25 うん!
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