そのしょんぼりした様子を見て、私も一口ハンバーグを口に入れる。
あんなに一生懸命作ってたんだから、褒めてあげないと
「ん!凄いおいしいよ!」
「まじで?!」
身を乗り出して嬉しそうに反応する彗。
「うん、本当だよ」
ジャリーーー
誤魔化せないほど響いた、私の咀嚼音。
…卵の殻だ
結構おっきかったね
その音に彗の顔が曇っていく。
「うわ、俺のも入ってるわ」
って光が口から殻を取り出す。
「海、俺の食べて!多分殻入ってねぇから」
そう言ってまだ一口も手がつけられてないハンバーグが乗ったお皿がスライドしてくる。
別に大丈夫なのに。
多分3つのうち2つに入ってるなら、これも入ってると思うよ?
「海のは俺が食べるから」
そう言って、一口分欠けたハンバーグは彗によって私の前から撤収された。
か、関節キス…なんて彗は気にしてないよね



