「ちがっ、」
一生懸命息をしようとするけど、体がいうことを聞かなくて涙が溢れる。
「ちょっと、あんたいい加減にしなよ。確かに私たちは何も知らないけど、これ以上追い詰める必要ないでしょ。」
明里ちゃんが立てなくなった私を支えようとしながら、沙輝にそういう。
「そうだよ。海ちゃん行こう。」
反対側から支えてくれる陽子ちゃん。
「海ちゃん、落ち着いて。吸っちゃダメ。ゆっくりゆっくり」
明里ちゃんが過呼吸になる私を落ち着かせてくれた。
それから2人は何も聞かず、ただただ私の背中を撫でてくれた。
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「2人とも本当にずっと隠しててごめんなさい」
場所は一人暮らしをする陽子ちゃんの家。
2人の前に座って、深く頭を下げる。
2人には本当のことを言った。
さっきの沙輝の話が事実で、お隣さんで、実は私がずっと彗の代わりにレジュメを取っていたこと。



