すっかり空も暗くなり、暁月さんに家まで送ってもらっている時、
「海ちゃん、話しがあって…」
「なんですか?」
暁月さんのその真剣な表情に、少し違和感を覚える。
道の真ん中で立ち止まった暁月さんはしっかりと私の目をとらえた。
「…気づいてるかもしれないけど、俺海ちゃんのこと好き」
「え……!?」
いつもとは違う、その眼差しに脳内がパニックになる。
暁月さんが私のこと…?全然気づいてなかった。
「だから、俺と付き合ってほしい」
暗い住宅街で、いつになく真剣に告げられた思い。
それでもドキッとも胸がならないことが、結果を知らせてるような気がした。



