「全然気にしないでください。体調大丈夫ですか?」
結構熱あったって聞いたけど…
『もう元気!ありがとう。』
「なら良かったです。」
確かにすっかり元気そうな暁月さんの声に、安心する。
『…それでお礼にご飯奢らせてくれない?』
「へ?!いやいいですよ!そもそも光の件もあるし!」
あんな晩御飯作るくらいで、恩を返しきれているとは到底思えない。
光だって暁月さんのこと大絶賛で、わかりやすいって言ってたし。
してもらってばっかりで申し訳なくなる。
『それは関係ないよ』
「でも…」
『俺が海ちゃんと2人でご飯行きたいんだ、それだけの理由じゃだめ?』
やけに甘い暁月さんの声に胸がおかしくなる。
「分かりました」
『ん、じゃあまた明日、日にち決めよう。』
そういって切れた電話。明日は暁月さんとシフトがかぶる日。



