3人で夕食を食べていると血まみれの姫が起きてきた

ショーツ1枚で歩いている、足が重そうに見える

魔女「先にシャワーかな・・・」

姫「え・・・っと」

自分にそっくりな人がいる・・・魔女だろうか?

なんでまた若くなったのだろう?

姫「あなたは誰?」

魔女「私?」

姫「そう」

魔女「・・・後で説明してあげる」

そんなことを思いながら魔女に連れていかれる

姉「本当にそっくりだね・・・親子だったりして・・・」

王子「・・・考えたくない」

姉「混沌ってやつだね」

姫の食事を用意する、普通の食事でいいのだろうか?

下着姿で2人が出てくる

魔女「着る物ある?」

姉「あなたの服でいいんじゃないの?」

魔女「そっか」

そういいながら寝室に行って服を何枚か出してくる

シャツとスカートを着せる

テーブルについて食事をする

姫「へんな夢を見たんだけどね・・・2人の人がいたの」

魔女「・・・それは」

姫「誰かはわからないけど見覚えのある感じの人」

魔女「・・・」

姫「2人とも自分についておいでって言うの」

魔女「それでどうしたの?」

姫「どうしたらいいか考えていたらいなくなってたんだけど・・・」

魔女「お迎えかしら」

姫「・・・かな?ありがとう」

魔女「・・・これから、どうするの?」

姫「考えないといけないですね」

魔女「あなたは死んだことになっているから・・・どこかで静かに暮らしてもいいと・・・」

姫「そうなんだ・・・だからか」

だから・・・迎えが来たのか・・・

姫「でもね・・・このままじゃいけないと思うの」

魔女「このまま?」

姫「妹が何をするつもりなのか確かめないと・・・」

姉「・・・そうね、東の国と南の国がどうかかわっているか気になるし」

姫「死んだことになってるのか・・・」

姉「たぶんね」

姫「なら・・・皇女としてふるまわなくていいわけだ」

王子「それもそうだ」

姫「解放された気がするな・・・」

魔女「そうね」

姫「すこしくらい悪い事をしてもいいのかな?」

姉「犯罪じゃなければ・・・」

姫「お酒のんで酔っ払ってもいいかな?」

姉「はぁ?」

姫「一度酔ってみたかったんですよ」

不思議なことをいいだした

姫「いただいてもいいですか?」

魔女「・・・どうぞ」

冷蔵庫からビールの缶を持って笑顔で戻ってくる

缶を開けて口をつける

姫「・・・まずくないですか?これ」

魔女「・・・そのうち慣れる・・・おいしいと飲み過ぎるだろ?」

姫「おいしいと思って飲んでます?」

飲んだことがなかったのだろうか?

魔女「・・・そうだね」

姫「そうなんだ・・・」

食事を終わらせて4人で話しをするつもりだったのだけれど

姫がうとうとしている、眠くなったらしい

ベッドに運ぶとそのまま寝てしまった

リビングに戻る

姉「お姫様は?」

王子「寝たよ」

魔女「そう・・・1缶で?」

姉「かなりの箱入り娘ね」

王子「・・・」

魔女「・・・」

姉「・・・なんかな・・・気が重くなってきた」