俺の運命の人

カラオケや合コンではなくなっていた。

『お持ち帰りあり?』

酔った隼人は隣にいる愛という女に聞いていた。

『隼人なら〜何日でもいてあげる〜』


そんなこんなで俺ももうどうでもよくなってきて、罪悪感など一欠けらもなかった。


『剛〜ぼーっとしてる〜目覚まさせてあげゅ〜』

斜め前にいたゆかが俺にいきなりディープキスをしてきた。



『あたしの剛だよ〜』

そういって春菜がキスをしてきた。


『剛モテモテ〜』


隼人がニヤケたうっつら目で叫ぶ。



『俺にキスしたらもう終わり〜』


俺は近くにいた春菜を抱き寄せて熱いキスをしてやった。
春菜の声がもれる。


『ん゛ーあっ』


『春菜ちゃんらやしーなー』


ヒデが笑いながら言っている。



俺のポケットは携帯がなりやまなかった。