俺の運命の人

『本当に？』

奈々が酔った顔でトロンとした目で見つめて来た。

『奈々が寂しい時ずっといつまでも俺が側にいてやるよ！』

これは俺にとって遠回しな告白だった。

『ずっと剛の側にいたいな！奈々寂し借りやだから、側に剛がいないと！！』

奈々はそういって眠りについた。
俺は奈々に布団をかけそっと横にねた。

奈々の顔を間近でみてやっぱり布団から出ようと思ったが奈々に約束したし理性を我慢し、俺も奈々がおきるまで眠った。




夢で俺は奈々の彼氏になった。


彼氏になれたのか？



夢から覚めても俺は奈々の彼氏なのか？




小さい天使は微笑んでいた。





１１月２７日。



俺達のこれから長い恋愛は始まった。





明日は奈々に言っていない俺の誕生日。





特別最高の誕生日プレゼントを貰った。





ただ君が俺の彼女になってくれた事。



奈々がいればもう何もいらない。