俺の運命の人

…おはよ〜そっか!ぢゃ夕方に〇〇駅にくるね〜…


今日本当に奈々に逢える!
想像したら俺の頭の中は凄い事になってしまった。
奈々の事を考えるとこの母親づらした女もどうでもよくなった。


…〇〇駅ね!わかった。家に帰ったらまた連絡するね!…


後何時間後と計算するともう逢える時間が迫ってくる。
今日は夜何時まで一緒にいられるのか気になってきた。
ずっと一緒にいたい。
けど俺の部屋は綺麗とも言えないし奈々には見せたくなかった。
何故ならシンプル過ぎてつまらない想いをさせてしまうかもしれなかったから。

色んな事を考えているといつの間にか車はひぃおじいチャンの墓があるとこにきていた。

うちはそんなに金なんてないから墓は立派ではないが俺は墓を洗ってひぃおじいチャンが大好きだったタバコに火をつけて手を合わせた。