「そ、そんなことっ!!」
「うるせえ、黙れ。」
「……っ!?」
私が頑張って反論しようとしたら
先に葉津乃がキレたようだ。
「あんたら好き勝手に人のこと言いすぎ。
お前らの方が人として終わってると思うよ?
…いま、天野がどんなに辛いかも
どんなに悩んでるかも知らずに
人の気持ち踏みに踏みにじんないでよっ…
勝手なこと言うなよ!!!!!」
「……っ!!!」
葉津乃の優しい言葉が私の胸へと溶け込む。
じわりと視界が滲んできてしまう
「うゎー怒ってる奴とかめんど。
今日はこれでいいや、“またね”バーイバイ♪」


