クール系王子とのおいしい秘密。

はぁ〜、美羽が羨ましいよ.......


「え、何?なんかついてる?」



気づいたら美羽の事を見つめ過ぎていた。
ペタペタと自分の顔を触って確認にしてる美羽がかわいい。


「ううん、ただいつも通り美羽はかわいいな〜って。神様は不公平だね」


思わずため息をついてしまう。


「それあんたが言う?それより、私が前に言ったあの話覚えてる?」


美羽は、私と向き合うようにして前の席の椅子に座った。


あの話......?なんか約束してたっけ?


ここ数日の美羽との会話を思い返してみる。
ん〜、だめだ。全然思い出せない。