それから2ヶ月もしないうちに、別館の図書室には幽霊が出るという噂がにあっという間に広まってしまった。


こんなに早く噂が広まってしまうなんて......
咄嗟についた嘘とはいえやっぱ良くなかったよなぁ。


そんなことを考えていると



───ガラッ



突然、図書室のドアが開いた音がした。



え、誰か来た?
生徒だったら大丈夫かもしれないけど、先生たったらさすがにまずいかも。



「はぁ〜、やっぱこのキャラ疲れるわ」


すると誰か分からないけど、男の人の声が聞こえた。



え、このキャラ?
でも、どっかで聞いたことある声なような.......