どんな恋でも繋いでみせます!

だけど、薬を飲まずに試合に出た行動は間違いだったと、試合が終わってから反省した。



「はぁ、はぁ、はぁ」



薬が完全に切れたのか、徐々に身体が内側から熱を帯びていくのを感じる。

無理やり詰め込んだおにぎりが逆流してきそうで気持ちが悪い。

さっきまで静かだった胃痛もぶり返してきていた。


これは、本格的にヤバいかも……。


フラフラになりながら、なんとか勝ち進んでみんなが喜んでいる隙に体育館から出る。

急いでトイレに向かい薬を水で流し込む。

勝ったことへの心の安堵と、身体の不調が、相反してさらに気持ち悪かった。


でも、勝ったから次は準々決勝だ。

ここで力尽きるわけにはいかない。

なんとか踏ん張りながら、壁を伝って廊下を歩き体育館へ戻ろうとする。