「……怒った?ムカついた?」
怒っていいよ、私はずるいから。
世莉のどんな言葉も受け止める覚悟で構える。
「全っ然」
だけど、世莉はあっけらかんとした口調で小さく笑いながら首を振った。
素っ頓狂な声が口から洩れた。
「凛が本当に他人事だって思ってたら、とっくに誰かの恋は実らず終わってたよ。でも、全部叶えてるじゃん。それに、私も凛も幸せが欲しいっていう目標を掲げて進んでたなら、私たちにとってはウィンウィンの関係性だったってことでしょ?」
「……そう、だけど」
「なんだよ、早く言ってよ!こっちからしてみれば、凛にずっと負担とかプレッシャーとか感じさせてるんじゃないかって、長引けば長引くほど申し訳なさが募ってたんだから!」
世莉に容赦なく肩を叩かれる度に、唸ったような声が喉から出る。
困惑しながら隣の裕介くんを見ると、「なんかごめんな」と笑いながら私の肩を叩く世莉の手を叩いてやめさせてくれる。
怒っていいよ、私はずるいから。
世莉のどんな言葉も受け止める覚悟で構える。
「全っ然」
だけど、世莉はあっけらかんとした口調で小さく笑いながら首を振った。
素っ頓狂な声が口から洩れた。
「凛が本当に他人事だって思ってたら、とっくに誰かの恋は実らず終わってたよ。でも、全部叶えてるじゃん。それに、私も凛も幸せが欲しいっていう目標を掲げて進んでたなら、私たちにとってはウィンウィンの関係性だったってことでしょ?」
「……そう、だけど」
「なんだよ、早く言ってよ!こっちからしてみれば、凛にずっと負担とかプレッシャーとか感じさせてるんじゃないかって、長引けば長引くほど申し訳なさが募ってたんだから!」
世莉に容赦なく肩を叩かれる度に、唸ったような声が喉から出る。
困惑しながら隣の裕介くんを見ると、「なんかごめんな」と笑いながら私の肩を叩く世莉の手を叩いてやめさせてくれる。


